以前催事で、急須で淹れたお茶を試飲で出していた時若い男性グループがやってきて
やっぱペットボトルのお茶と違って美味しいナァと感激してくれた事がありました。

なぜ急須で淹れたお茶は美味しいのでしょう?

常滑焼きや万古焼きが有名ですが陶器製で釉薬を使用してない急須は、
多孔質で空気が陶器の中に含有されているので、
熱伝導が遅い分冷えにくく、タンニンを吸着しやすいため渋みが和らぎ、まろやかな旨味、甘味が出やすいという事です。

吸水率が高いので、原則として漂白剤は使用しない方が良いですが、
止むを得ず使用した後は何回も水洗いし、茶がらを浸しておくと薬品臭が早く消えます。

ちなみに今日の様に急須に茶葉を入れて湯を注ぐ淹れ方は、
今から約365年前に中国から渡来した僧侶によって伝えられたとされます。
その時は釜炒り茶が用いられ、その後現在の蒸し製の煎茶ご登場しました。
この蒸し製の製法を完成させたのが永谷宗円でお茶漬けで有名な現在の永谷園の創業者です。
この頃、旨味の強い玉露も開発され煎茶の喫茶趣味が隆盛しました。

最近はいろいろな特徴がある品種茶なども増えてますので、
江戸時代の様に喫茶の趣味が広がっていくと嬉しいです。

もしも、茶棚の奥で忘れられている急須があったらたまには活躍させてあげて下さいね😊